2019-01-01から1年間の記事一覧
今日は、室内楽(弦楽四重奏)の3回目のコーチングでした。 みんながだいたい小学5年生くらいのグループです。 リハーサルはまだ自分たちでは無理で、また、共通の時間をみつけるのもとても大変なので、自分のパートは各自、自宅で練習をしていますが、週…
今日は面白い実験をしてみました。 2日前にアップした Baa! Baa! Black Sheep ですが 今日は、pupil の録音を聞きながら teacher のパートを重ねて録音してみました。 レッスン中にしているのと同じようにね。 まずは昨日アップした 2つのパートを別々に弾…
これは、私の大人の生徒さんたちにとてもよくあることです。 レッスンのときに、問題がある箇所を私が指摘し、そこから弾いてみましょう というと、大きな戸惑いが生じる。すぐに弾けない。 譜読みの力が育っておらず、ヴァイオリンに対しての慣れも浅いとど…
オープンストリングスを弾く練習はとても大切ね。 お家でも練習できるように、生徒のパート、先生のパート、一緒にしたもの 3種類を作っておきました。 参考にしてみてね。 A=441, quater note=85 Pupil: Teacher: together: togetherのものは、ふたつを機…
まず、最初の部分がGのOpen String(開放弦)ではじまるので、ピアノのと一緒に弾く際には、調弦をAから始めるとともに、Gもピアノとチェックをして、ピアノのものに近くするのがいいわね。どこに行ってもピアノの調律が多少狂っていることはよくあること…
そして、もう一箇所、不安定なところが... 最後のところ。 そうね。 42小節目から最後まで: 弓を動かしながら、それも重音を長く保ちながら、左手のピチカートをするのは はじめてね。 このように、同時にいろいろなことをしなければならない場合には 焦…
今日から25番ですね。 譜読み、だいぶよくできていますね。 15小節目の音程が不安定なので、そこに注目しましょう。 譜例 1: まず、何の音を弾いているかわかる? A F# F# D# D# C C A A F# F# D# D# そう! そうしたら、1オクタ…
Shinozaki Violin Method Book 1 Foster Old Black Joe 大人のはじめてさん。 しばらくお休みされていましたが、再開ができてすばらしいですね。 スラーにはまだまだ苦戦されていますが、 付点のついたリズムのスラー、四分音符ふたつのスラー は 以前にもで…
そうね。確かに先生の専門の楽器はヴァイオリン。 チェロもヴィオラも弾いたことはあるけれど 教えられるほどはもちろん弾けないわ。 でもね、音楽はどの楽器においても共通なことがあるし 音のイメージやアーティキュレーションは、 ヴァイオリンを弾くこと…
Suzuki Book 5: Weber - Country Dance ウェーバー カントリー・ダンス 今日への課題は メトロノームを使って、きちんと拍を理解すること だったわね。 冒頭は イントロダクション(導入)で、 みなさん!これから曲がはじまりますよ!という雰囲気のファン…
室内楽 というのは 数名の奏者たちで演奏する小さめのアンサンブル形態のこと。 だいたい、2人から10人くらいの人たちまでの感じかしらね。 オーケストラでは、ひとつのパートをたくさんの演奏者たちが受け持つけれど 室内楽では、ひとり、ひとパート。 …
今日から、室内楽のコーチング。 ここにいるみんなは全員が室内楽初体験ね。 みんなの課題は モーツアルト アイネ・クライネ・ナハトムジク 1楽章 アレグロ Mozart Eine Kleine Nachtmusik First movement: Allegro ヴァイオリンのふたりは、シンコペーショ…
フランツ・ウォールファルト Franz Wohlfahrt (1833-1884) は ドイツ人。 ドイツのライプツィヒでヴァイオリンの先生をしていたの。 お父様はピアノの先生だったみたいね。 あなたが勉強している 60の練習曲 作品45 / 60 studies op.45 は ヴァイオリン…
Wohlfahrt Sixty Studies op.45 No.46 Allegro ウォールファールト 60の練習曲 作品45 - 46番 アレグロ このエチュードはスラーがあるなかで、 移弦 や ポジション(ファースト・サード)の移動を スムーズに行えるようになるための練習ができます。 …
「ヴァイオリン、楽しい?」 「うん!」 「ありがとう。」 バイオリンランキング
「先生、僕の小指は曲がっているから...」 「そうね、確かにあなたの小指は 両手とも 薬指の方向に向かって、 少し曲がっているわね。 でも、だからといって、恥ずかしがることもないし、 何かを諦める必要は、今の時点では 何もないと思うわ。 あなたは…
日本語では モーツアルト の ヴァイオリンソナタ というけれど 例えば、私が持っている Henle版のタイトルは Mozart Sonaten for Klavier und Violine つまり、ヴァイオリンとピアノのためのソナタではなく ピアノとヴァイオリンのためのソナタ。 もう一歩踏…
今日は残念ながら、あまりきちんと練習をしてきたように聴こえないけれど あなた自身としてはどう思う? ヴァイオリンを弾く ということと 練習をする ということは まったく別のこと。 練習をする ということは 練習する前と練習の後で なんらかの変化がな…
休符をみて、いつも遅れて入ってきてしまうあなたへ。 お休み は 休憩 ではないの。 次に入る 準備 よ。 あなたはいつも お休みをみると、休憩しちゃう。(笑) そうではなくて、お休みは 次の音への準備。 休憩する間もなく、あたまのなかはフル回転よ。 de…
「先生、ぼく、学校のオーケストラで、 セカンドヴァイオリンの一番うしろの席になったんだ。。。」 「どうしたの? それでがっかりしているの?」 「うん。 だって、セカンドヴァイオリンより、ファーストヴァイオリンのほうが えらいんでしょ? そのうえ、…
確かに、弓はの動きは ダウンボウ と アップボウ と呼ばれているわね。 でもね、実は、弓は弦を水平に震わせるもの。 なんだか ダウン というと 真下に アップ というと 真上に という感じがするから ヴァイオリンを弾くときにも、そんな感覚が頭から抜けな…
「先生、私の音はきれいじゃないから 別のヴァイオリンを買いたいの。」 「ヴァイオリンを変えたら、いい音がでると思う?」 「うん。」 「じゃあ、あなたのヴァイオリンを先生がちょっと弾いてみてもいいかしら。」 「うん。」 ♪ ♪ ♪ ♪ 「どう? そんなに悪…
エチュードというのは日本語でいうと練習曲のこと。 あなたが勉強しているウォールファルト先生が書いたものをはじめ カイザー、ドント(作品37)、クロイツエル、ローデ、フィオリロ、 もうひとつのドント(作品35)ガヴィニエ など どれもヴァイオリンの技…
ヴァイオリンを演奏するうえで ヴィブラートも奥が深く、よいものを習得するには、忍耐が必要ですね。 あなたのヴィブラートは腕からのものね。 ゆったりとした、幅広のゆれはいいものですよ。 だけれども、それが EVEN (均一)であれば、ね。 今、あな…
そうよ。 先生にも先生がいるの。 先生の先生の先生も。(笑) 先生は、先生の先生に、今でもときどき 演奏を聴いていただくのよ。 1年に1度くらいしか機会がないのだけれど 先生自身も少しずつだけれど、勉強を続けているの。 先生の先生はすばらしい方でね…
音楽にはとてもよく アレグロ という言葉がでてくるわね。 先生が会ってきたヴァイオリンの生徒のみなさんに 「アレグロってどういう意味?」 と聞くと ほとんどの生徒たちが 「速く!」 と答えてくれるの。 確かに、一般的には 速く と理解されていることが…
今や本当にたくさんの種類のヴァイオリン弦が手に入りますが 基本的には ナイロン弦、スチール弦、ガット弦 の3種類です。 先生がよくおすすめするのは トマスティーク(Thomastik)社の ドミナント(Dominant) です。 大きくなるまでは…
ヴァイオリンの弓の毛は馬のしっぽなの。 1本の弓に 150-160本 から 180-200本 くらいの毛が使われているそう。 白いものが一般的だけれど、黒いものもあるわね。 人間の髪の毛のように、縮れた毛、太い毛、細い毛、いろいろなものがあるので そのなかから…
ヴァイオリンのレッスンや練習が終わったら 楽器を布できちんと拭いてあげましょう。 松脂をふき取らないと楽器のうえで固まってしまって 専門家の方にクリーニングをお願いしなければならなくなるのよ。 自分の手の皮脂なども同様ね。 先生はレッスン中、楽…
松脂(マツヤニ)はね、松の木の樹液を固めたものなの。 樹液ってわかる? 木を傷つけると、木が自分のことを守ろうとしてでてくる液体のこと。 人間も傷ができると、血液がでて、かたまり、身体を守ろうとするのと同じね。 ヴァイオリンの弓に塗る松脂は、…